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近代西洋儀式魔術
近代西洋儀式魔術
 黄金の夜明け団とその後継団体による19世紀末から20世紀前半にかけての儀式魔術復興運動を主要な起源とする。
 主に黄金の夜明け団によって確立された西欧の儀式魔術 (英: Ritual magic, Ceremonial magic) であり隠秘学ないし秘教の体系だ。
 カバラ、占星術、タロット、ギリシア・ローマ・エジプトの神話などを総合したシンボリズムと形而上学を枠組みとして、位階制とイニシエーション儀礼、および儀式と瞑想の技法を用いた霊的修練の体系を構築している。
 アレイスター・クロウリーが1913年に発表された『第四の書』第二部において魔術の表記をmagicからMagickに転換した。
 自分の提唱する魔術を手品や荒唐無稽な奇跡や洗練されていない旧来の魔術から区別するために英語の古い綴り(近世英語におけるmagicの異形のひとつ)を復活させたものであった。
 これをマギックともいう。
 近代西洋儀式魔術の儀式スタイルや知識がアレイスター・クロウリーやイスラエル・リガルディーの出版物によってある程度広く知られるところとなり現代の魔女宗やアントン・ラヴェイのサタニズムの成立にも直接または間接的に影響を与えている。
 現代の英米を中心に行われている儀式魔術だ。
 アレイスター・クロウリーが「魔術こそが意志に応じて変化を生ぜしめる学にして術である」(Magick is the Science and Art of causing Change to occur in conformity with Will)と定義した。
 クロウリーが自分の提唱する魔術を旧来の魔術の洗練されていない部分から区別するためにMagickという英語の古い綴りを用い自分の魔術体系の独自性を強調した。
 以降このMagickという言葉がアレイスター・クロウリーの影響下にある魔術の流儀を示す用語として使われ、その意味において日本ではマギックと表記されることもある。
 だが近年の北米などで単に現代オカルティズムとしての魔術全般を奇術(ステージマジック)から区別するためにmagickと表記することも多い。
 系統について少し専門的な区別すると黄金の夜明け団が解散後の団体でのカバラ系儀式魔術、混沌魔術(ケイオス)、セレマなどと分類される。
 これと関連する分野としてウイッカ、ウイッチクラフトなども魔術的な側面をもっている。
 またブードゥー教などの密儀宗教と結び付けての研究・実践なども行われている。
 具体的な修行法に逆向き瞑想、四拍呼吸、アストラル投射などがある。
 多くの修行法に視覚化(ビジュアライゼーション)の能力が基本として要求される。
 魔術的な視覚化を幻視や霊視とも呼ぶ。
 幻視におけるイメージトレーニングの補助に、物語の記述が効果的だ。
 応用的に携帯小説を書くことも有効である。
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近代西洋儀式魔術 | 魔法
イスラームのスーフィズム
イスラームのスーフィズム
スーフィズム(Sufism)
 イスラム教の神秘主義哲学である。
 担い手であるスーフィーにイズムをつけたものがスーフィズムである。

概要
 9世紀から10世紀頃、官僚化したウラマーたちの手によってイスラーム諸学が厳密に体系化され始めた頃、イスラームが日常生活から遊離したことの反発から成立した。
 形式化したシャリーアを批判し、内面性を重視したスーフィー達が、しばしばウラマーたちの批判の的になった。
 しかしイスラーム哲学の大家でスーフィーであったガザーリーらの影響により、スーフィズムがイスラム世界において定位置を得るようになる。
 スーフィズムがその後イスラームの大きな潮流となり、特にインド・東南アジアのイスラム化において大きな役割を果たした。
 スーフィズムで禁欲的で厳しい修行を行い、また白い布状の服を身につけて一心不乱に回る、回旋舞踊と呼ばれるものを行い、神との一体化を求めた。
 スーフィーが導師の指導の下、決められた修行(マカーマート)を段階的にこなし、準備を進める。
 最終段階で、雑念を捨て去り一心に神の事をのみ考え、神と合一したという悟りが訪れるのを待つ。
 この境地に至ったものが、時として聖者に認められ崇拝の対象となった。この境地をファナー(融合)、バカー(持続)と言う。
 今でもジャラール・ウッディーン・ルーミーが創始したメヴレヴィー教団などがこのスーフィズムを信仰している。
 しかしトルコ政府がメウレヴィー教団の活動を禁止している。
 開祖の教えにもどれと主張するイスラーム原理主義のいきおいで、異端的な要素(ギリシャ哲学やヒンドゥー教等)の有るスーフィズムが影を潜めている地域もある。
 一方で、近代市民社会を作り上げるための寛容なイスラーム・リベラルなイスラームの思想の源流として注目されても居る。

神秘階梯
 懺悔、また回心
 律法遵守
 隠遁
 清貧と禁欲
 心との戦い
 神への絶対的信頼(タワックル)
 融合(ファナー)
 持続(バカー)
 →聖者

イスラームのスーフィズム | 魔法
日本とイスラム教
日本とイスラム教
 日本で、イスラム教が一般的でなく、信者数も少ない。
 しかし、中東出身者を中心に信者がおり、その数が日本全国で7万人とされる。
 日本にイスラム教がもたらされたのが、明治維新後の開国の時代に入ってからである。
 日本に滞在したロシア人やインド人、トルコ人などの中に、イスラム教を信仰する者が少数ながら存在し、彼らからもたらされたと考えられている。
 特に、ロシア革命で祖国を離れたカザフ人が、日本のイスラームに大きな役割を果たした。
 日本に、古くからモスクもあった。
 1931年に日本国内初のモスクとして愛知県名古屋市に建設された名古屋モスクを始め、兵庫県神戸市中央区の神戸モスクや、東京都渋谷区にあるトルコ系モスクの東京ジャーミイ(当時は東京回教学院)などが歴史も古く、有名である。
 その他にも、多くの定住者や改宗者のためのモスクが存在する。
 また、新来のムスリム在住者のためのモスクも非常に多い。
 日本に居住するイスラーム教徒の一部に信教の自由などを否定するものもおり、問題視されている。
 日本語で書かれたイスラーム教徒向けのホームページの一部にもそのような内容が書き込まれていることがある。
 しかし、無論すべてのムスリムがそうであるわけでなく、信教の自由や民主主義を重んずる人々も少なくない。
 これが他の東アジア諸国や西ヨーロッパ、アメリカなどでも同様である。
 また、イスラームのみならず、キリスト教など他の宗教でも、異教徒とことさらに敵視する人間は少数ながら存在し、類似事例もある。
 欧米同様、日本でも、上述のような一部のイスラーム教徒の意見を過剰に取り上げ、イスラームをカルト宗教であるかのように見なす偏見が根強く存在しているとも批判されている。
 また、一般の日本人がイスラームやその信者と関わる事が殆ど無いので、誤った情報を訂正する機会もなかなか無いという問題がある。

日本とイスラム教 | 魔法

| 不老長生の腹式四拍呼吸法 |

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