忍者ブログ


[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。





[PR] |
近代西洋儀式魔術
近代西洋儀式魔術
 黄金の夜明け団とその後継団体による19世紀末から20世紀前半にかけての儀式魔術復興運動を主要な起源とする。
 主に黄金の夜明け団によって確立された西欧の儀式魔術 (英: Ritual magic, Ceremonial magic) であり隠秘学ないし秘教の体系だ。
 カバラ、占星術、タロット、ギリシア・ローマ・エジプトの神話などを総合したシンボリズムと形而上学を枠組みとして、位階制とイニシエーション儀礼、および儀式と瞑想の技法を用いた霊的修練の体系を構築している。
 アレイスター・クロウリーが1913年に発表された『第四の書』第二部において魔術の表記をmagicからMagickに転換した。
 自分の提唱する魔術を手品や荒唐無稽な奇跡や洗練されていない旧来の魔術から区別するために英語の古い綴り(近世英語におけるmagicの異形のひとつ)を復活させたものであった。
 これをマギックともいう。
 近代西洋儀式魔術の儀式スタイルや知識がアレイスター・クロウリーやイスラエル・リガルディーの出版物によってある程度広く知られるところとなり現代の魔女宗やアントン・ラヴェイのサタニズムの成立にも直接または間接的に影響を与えている。
 現代の英米を中心に行われている儀式魔術だ。
 アレイスター・クロウリーが「魔術こそが意志に応じて変化を生ぜしめる学にして術である」(Magick is the Science and Art of causing Change to occur in conformity with Will)と定義した。
 クロウリーが自分の提唱する魔術を旧来の魔術の洗練されていない部分から区別するためにMagickという英語の古い綴りを用い自分の魔術体系の独自性を強調した。
 以降このMagickという言葉がアレイスター・クロウリーの影響下にある魔術の流儀を示す用語として使われ、その意味において日本ではマギックと表記されることもある。
 だが近年の北米などで単に現代オカルティズムとしての魔術全般を奇術(ステージマジック)から区別するためにmagickと表記することも多い。
 系統について少し専門的な区別すると黄金の夜明け団が解散後の団体でのカバラ系儀式魔術、混沌魔術(ケイオス)、セレマなどと分類される。
 これと関連する分野としてウイッカ、ウイッチクラフトなども魔術的な側面をもっている。
 またブードゥー教などの密儀宗教と結び付けての研究・実践なども行われている。
 具体的な修行法に逆向き瞑想、四拍呼吸、アストラル投射などがある。
 多くの修行法に視覚化(ビジュアライゼーション)の能力が基本として要求される。
 魔術的な視覚化を幻視や霊視とも呼ぶ。
 幻視におけるイメージトレーニングの補助に、物語の記述が効果的だ。
 応用的に携帯小説を書くことも有効である。
PR




近代西洋儀式魔術 | 魔法

| 不老長生の腹式四拍呼吸法 |

ブログテンプレート
忍者ブログ[PR]