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形而上学に対する批判
形而上学に対する批判

 20世紀前半に活躍したウィーン学団が論理実証主義を奉じ、その立場より形而上学を攻撃した。
 その代表的論客カルナップが意味の検証理論に則り形而上学の命題が経験的にも論理的にも検証ができないがゆえに無意味であると主張した。
 彼によれば経験的に形而上学で出てくる「存在」や「形相」のような語が用いられている命題の正しさを検証できないし、そのような命題が論理的にも検証できない。
 分析命題と総合命題の区別に則っており、ここで論理的に検証できるのが分析命題である。
 このように形而上学の命題が検証ができず、それが間違っているのじゃなく単純に無意味なのである。


形而上学と倫理学

 科学者と自然主義的哲学者の自然主義、唯物論、合理主義の場合、人間が完全に自然現象の一つであると言う視点をとる。
 自然的なメカニズムつまり進化によって現在の我々が存在する。
 人文主義者が人の行動に普遍的な善や悪の概念を定義しようと試みる。
 しかし他の自然主義者が善や悪の概念が単に社会の期待に添う行動を取ったかどうかで貼られるレッテルじゃないかと疑問視する。
 ユダヤ教、キリスト教、イスラム教のようなアブラハム宗教が、人間の本性が霊的な存在であり唯一神によって作られ現在も神との繋がりを持つと考える。
 善や悪が神の望みや教えに従っているかどうかで定義される。
 多神教やアニミズムで一般的に人間が他の知性のある存在、例えば精霊や神、悪魔、幽霊といった神話上の存在と同列に扱われる。
 その場合、人間の悪が超自然的な影響であったり、ちょっとした気まぐれのような物と考えられる。
 全体論、汎神論的世界観、および一部の多神教やアニミズムで人間の本性が神や神聖な宇宙の一部と考えられる。
 仏教やヒンドゥー教のようなインド宗教や他の東アジアの宗教の他、西洋思想においてストア派や新プラトン主義、スピノザの哲学がこれに含まれる。
 占星術師が人間の個性と将来直面する困難の多くが惑星の位置によって決定されている、また影響を受けると考えている。
 彼らが他者の運命を「当て推量」するために多様な技術を用いる。
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形而上学に対する批判 | Comments(0) | TrackBack() | 超自然科学

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